第88回日本結核病学会総会

開催概要

テーマ 次世代のための結核対策
会期 2013年3月28日(木曜日)・29日(金曜日)
会場 幕張メッセ 国際会議場
会長 山岸 文雄(国立病院機構 千葉東病院 院長)
事務局 独立行政法人 国立病院機構 千葉東病院
事務局長:猪狩 英俊
〒260-8712 千葉県千葉市中央区仁戸名町673番地
TEL:043-261-5171 FAX:043-268-2613
E-mail:kekkaku88@cehpnet.com
運営事務局 株式会社サンプラネット
〒112-0012 東京都文京区大塚3-5-10 住友成泉小石川ビル7階
TEL:03-5940-2614 FAX:03-3942-6396

会長講演「免疫抑制宿主と結核」

座長:志村 昭光(柏戸記念財団)
演者:山岸 文雄(国立病院機構千葉東病院)

特別講演

  1. 「多剤耐性結核への対策」
     座長:重藤えり子(国立病院機構東広島医療センター)
     演者:吉山  崇(結核予防会複十字病院)
  2. 「MAC症克服への展望」
     座長:冨岡 治明(島根大学)
     演者:小川 賢二(国立病院機構東名古屋病院)

招請講演

「世界の結核有病率・実態調査の意義」
 座長:森   亨(結核予防会結核研究所)
 演者:Ikushi Onozaki(WHO)

教育講演

  1. 「薬剤耐性結核菌迅速検出ラインプローブ法の開発」
     座長:御手洗 聡(結核予防会結核研究所)
     演者:切替 照雄(国立国際医療研究センター研究所)
  2. 「迅速発育菌の治療と予後」
     座長:長谷川好規(名古屋大学)
     演者:田中 栄作(天理よろづ相談所病院)
  3. 「結核病床の施設基準」
     座長:吉澤  大(厚生労働省健康局結核感染症課)
     演者:筧  淳夫(工学院大学)
  4. 「患者さんの人生を理解した肺結核の画像診断」
     座長:長尾 啓一(東京工業大学)
     演者:藤田 次郎(琉球大学)
  5. 「新規抗結核薬」
     座長:渡辺  彰(東北大学)
     演者:露ロ ー成(国立病院機構近畿中央胸部疾患センター)

シンポジウム

1.明日の結核医療と人材育成への展望

座長 :渡辺  彰(東北大学)
 森下 宗彦(愛知医科大学メディカルクリニック)

S1-1 「将来の日本の結核医療を考える~行政の立場より~」
  正林 督章(厚生労働省健康局結核感染症課)
S1-2 「結核病学会認定制度の意義と認定状況」
  藤田  明(東京都保健医療公社多摩北部医療センター)
S1-3 「結核病学会認定単位取得へ向けた研修機会の在り方」
  永井 英明(国立病院機構東京病院)
S1-4 「明日の結核医療において保健・看護医療職はどうあるべきか?」
  永田 容子(結核予防会結核研究所)
S1-特別発言
  工藤 翔二(結核予防会複十字病院)

2.結核重症例、合併症重症例における治療、管理の進歩

座長 :木村  弘(奈良県立医科大学)
 今泉 和良(藤田保健衛生大学)

S2-1 「粟粒結核症例の治療と管理」
  大島 信治(国立病院機構東京病院)
S2-2 「重症肺結核症例の治療と管理」
  林  悠太(国立病院機構東名古屋病院)
S2-3 「真菌感染症合併症の治療と管理」
  渡辺  哲(千葉大学)
S2-4 「COPD、間質性肺炎合併結核の治療と管理」
  玉置 伸二(国立病院機構奈良医療センター)

3.肺結核の外来治療

座長 :山口 哲生(JR東京総合病院)
 藤兼 俊明(国立病院機構旭川医療センター)

S3-1 「国立病院機構における結核外来治療の現状と問題点」
  藤兼 俊明(国立病院機構旭川医療センター)
S3-2 「専門医療機関での結核外来治療」
  奥村 昌夫(結核予防会複十字病院)
S3-3 「一般医療機関の結核外来治療」
  鈴木 未佳(JR東京総合病院)
S3-4 「外来DOTS:当院での取り組み」
  向井 芳枝(国立病院機構東広島医療センター)
S3-5 「保健所における患者支援と地域連携」
  水尻 節子(神戸市保健所)

4.第3世代QFTの評価

座長 :松本 智成(大阪府立呼吸器・アレルギー医療センター)
 山﨑 利雄(国立感染症研究所)

S4-1 「QFT3G原理開発」
  原田 登之(一般社団法人免疫診断研究所)
S4-2 「血液透析、免疫低下患者に対するQFT検査」
  猪狩 英俊(国立病院機構千葉東病院)
S4-3 「海外、ベトナムにおけるQFT検査」
  慶長 直人(国立国際医療研究センター研究所)
S4-4 「結核発病患者におけるQFT-2Gと-3Gの比較検討」
  八木 哲也(名古屋大学)
S4-5 「結核発症していない同一検体におけるQuantiFERON3Gと2Gの比較検討」
  松本 智成(大阪府立呼吸器・アレルギー医療センター)
S4-6 「QFT判定保留の取り扱い」
  松本 健二(大阪市保健所)

5.非結核性抗酸菌症の免疫学的背景

座長 :藤田 昌樹(福岡大学)
 菊地 利明(東北大学)

オープニングリマーク
  藤田 昌樹(福岡大学)
S5-1 「非結核性抗酸菌の免疫学基礎的背景」
  多田納 豊(島根大学)
S5-2 「病理所見から解析する非結核性抗酸菌症の免疫動態」
  日比谷健司(琉球大学)
S5-3 「非結核性抗酸菌症と栄養」
  永田 忍彦(福岡大学筑紫病院)
S5-4 「Hot tub lungの病態解明」
  大東 久佳(埼玉医科大学国際医療センター)
クロージングリマーク
  菊地 利明(東北大学)

ミニシンポジウム

1.集団感染事例から学ぶ

座長 :加藤 誠也(結核予防会結核研究所)
 桑原 克弘(国立病院機構西新潟中央病院)

MS1-1 「一般病院でおきた免疫不全患者間での集団感染とその対応」
  桑原 克弘(国立病院機構西新潟中央病院)
MS1-2 「集団感染事例を通したQFTの診断特性の検討」
  濁川 博子(東京足立病院)
MS1-3 「刑務所内で発生した結核集団感染の概要と問題点」
  本間 光信(市立秋田総合病院)
MS1-4 「大規模集団感染の環境要因、潜在性結核感染症治療、遺伝子タイピングについて」
  豊田  誠(高知市保健所)

2.結核医療における保健看護職の役割拡大に向けて

座長 :永田 容子(結核予防会結核研究所)
 加藤 禎子(市立秋田総合病院)

MS2-1 「がんセンターにおける結核対策―早期診断と感染防止に向けたCNICと保健所の連携―」
  和田 二三(兵庫県立がんセンター)
MS2-2 「結核病床を有する総合病院から地域住民・関係機関・矯正施設へのアプローチ」
  加藤 禎子(市立秋田総合病院)
MS2-3 「病院と保健所の連携~DOTS会議開始2年が経過して~」
  萩原 久子(国立病院機構千葉東病院)
MS2-4 「結核拠点病院が限定された地域での地域連携について(結核地域連携パス導入に向けての取り組み)」
  飯島 俊美(山梨県峡東保健福祉事務所)
MS2-特別発言
  重藤えり子(国立病院機構東広島医療センター)

3.合併症を有する結核治療

座長 :阿部 聖裕(国立病院機構愛媛病院)
 藤田  明(東京都保健医療公社多摩北部医療センター)

MS3-1 「HIV合併結核」
  青木 孝弘(国立国際医療研究センター病院)
MS3-2 「生物学的製剤使用者・関節リウマチ(RA)患者の結核治療
  吉永 泰彦(倉敷成人病センター)
MS3-3 「肝疾患・肝障害患者の結核」
  佐々木結花(結核予防会複十字病院)
MS3-4 「腎疾患・透析患者の結核」
  高森 幹雄(東京都立多摩総合医療センター)

要望課題

潜在性結核感染症の治療効果
生物学的製剤と抗酸菌感染症
結核院内感染
非結核性抗酸菌症の外科治療
結核の診断困難例

一般演題

ICD講習会

「ICDに必要な結核菌・抗酸菌検査の知識」
座長 :金澤  實(埼玉医科大学)
 二木 芳人(昭和大学)
  1. 適切な検体採取について(気管支鏡検査および検査時の感染予防策を含む)
     三木  誠(仙台赤十字病院)
  2. 抗酸菌検査とその精度管理、安全管理
     樋口 武史(京都大学)
  3. 進化する迅速診断・薬剤感受性検査、多剤耐性結核菌の現状と課題
     御手洗 聡(結核予防会結核研究所)
  4. 非結核性抗酸菌が検出されたら
     伊藤  穣(京都大学)
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